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センコーが野田市で拠点拡大、ESR施設を一棟利用

2023年9月1日 (金)

▲センコー「野田第3PDセンター」(出所:ESR)

拠点・施設センコー(大阪市北区)は1日、ことし7月に全棟賃貸借契約を締結していた「ESR野田ディストリビューションセンター2」(ESR野田DC2)が完成したことに伴い、「野田第3PDセンター」を開設したと発表した。

同センターは2011年に開設したセンコー「野田第1PDセンター」「野田第2PDセンター」の至近に位置する。野田地区では食料・飲料などの量販小売物流を中心に展開しており、3拠点のリソースを結集して物流波動に合わせた人員体制を構築し、オペレーションの効率化を図る計画だ。関東エリアでのスポーツ・アパレル物流の拠点としても活用する。

施設は地上4階建ての鉄骨造、延床面積は4万2991平方メートル。常磐自動車道・柏インターチェンジ(IC)から10キロ、東北自動車道・岩槻ICから20キロに位置し、東京都心まで車で1時間でアクセスできる。東京港や成田・羽田空港からの中継地点としても利便性が高い。

▲ピロティ式車路

建物は耐震構造で、1階両面にトラックバースを38台配備。敷地内の車両動線はワンウェイ型とし、大型車両の待機スペースを十分に確保して安全性を確保している。また、バース前の車路は一部ピロティとなっていることから雨天時にも影響を受けにくい仕様となっている。倉庫には貨物用エレベーターと垂直搬送機を6基ずつ配備し、スムーズな縦搬送が可能だ。

「野田第3PDセンター」概要

所在地:千葉県野田市蕃昌266-9
敷地面積:2万1556平方メートル
延床面積:4万5676平方メートル
アクセス:常磐自動車道・柏ICから10キロ、東北自動車道・岩槻ICから20キロ、東武野田線・七光台駅から2キロ
竣工:2023年8月31日

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LOGISTICS TODAY編集部
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