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調査・データ日本通運と日本電気（NEC）、ENEOS（エネオス）は4日、EV（電気自動車）トラックの普及拡大に向けた経路充電の有効性の確認や運用方法の確立を目的とした実証実験を福岡県内で開始すると発表した。
▲Dr.Driveセルフ水城店（出所：NIPPON EXPRESSホールディングス）
実験は9月5日から1か月間、エネオスグループ「Dr.Driveセルフ水城店」（福岡県太宰府市）の急速充電器と、日通のEVトラック1台で実施。EVトラックの長距離輸送での経路充電の有効性のほか、配送先へのルート検索や電気消費量シミュレーション、そのシミュレーションを踏まえた充電ステーションの検索、ドライバーへのバッテリー切れリスク通知など、EV運用支援アプリケーションの必要機能と有効性、さらにサービスステーションの充電サービス設計につながる要件の検証を行う。
NECは日本通運のEVトラックの実運行データを活用し、開発したシミュレーションロジックを起点とするEV運用支援アプリケーションの価値向上を、エネオスはEVトラックユーザーの充電ニーズに応じた経路充電ネットワークの拡充を目指す。日通はEVトラック運行データの活用により、環境配慮車両の導入を積極的に進める。
▲実証実験に使用するEVトラック（出所：NIPPON EXPRESSホールディングス）
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