ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本初のEVトラック対応充電設備、実証実験開始

2024年6月24日 (月)

調査・データENEOS(エネオス)は21日、日本初となるEVトラック対応の商用車向け共用充電ステーションの実証実験を7月2日から新木場TSで開始すると発表した。

今回の実証実験は、商用車の電動化に伴う物流事業者の課題解決を目的としている。具体的には、充電インフラへの投資負担、基礎充電器設置スペースの制約、賃貸用地や賃貸物件での充電器設置制限、さらにEVトラック向けの経路充電不足といった問題に対応するために実施される。

新木場TSに設置される共用充電ステーションは、2プラグで最大出力90キロワットのハイパワー充電器を備え、大型車両1台または全長5メートル以下の小型車両2台を同時に急速充電できる。さらに、事前予約制とすることで待ち時間発生を防ぐ仕組みも導入されている。

この実証実験を通じて、ENEOSはEVユーザーへの充電サービスの充実とEV導入のサポートを目指しており、得られる知見を基にさらなるサービス改善を図るとしている。実証期間は7月2日から開始し、終了日は未定。

今回の実証実験には、SGムービング、SBS即配サポート、SBSホールディングス、佐川急便、ナカノ商会などが参画しており、充電器は最小限の設置スペースで運用可能な柱上設置型の高圧受電設備を採用している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com