ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

タクマ、子会社吸収合併方針を変更

2010年10月20日 (水)

荷主タクマは20日、吸収合併するとしていた連結子会社のサンプラントについて、サンプラントの建築設備事業は存続させ、同社のプラント事業を会社分割によりタクマが承継する方針に変更すると発表した。

 

タクマとサンプラントは、工事管理での監理技術者など有資格者の確保、経営の効率化・低コスト化、グループ内人的資源の有効活用などを目的として、合併する方針を決め、両社で合併に向けた具体的な検討を進めてきた。

 

サンプラントは、主に同社が施工する廃棄物処理プラントやボイラプラントの工事管理業務を行うプラント事業と、全国の官公庁・民間企業が発注する建築設備工事を行う建築設備事業の2つの事業を営んでいるが、このうち建築設備事業は「長年の実績と業界での知名度を持つサンプラントを存続させ、独立採算のもとで機動的な事業運営を行う方が、事業の維持・拡大にとってより適切」と判断した。

 

これにより、プラント事業は会社分割によりタクマが承継し、当初の合併目的であった有資格者の確保、経営の効率化・低コスト化、グループ内人的資源の有効活用などは「大部分を達成できる」として、方針を変更したもの。