環境・CSR日揮ホールディングス(HD)は31日、医療福祉機関を運営する事業団体の済生会(東京都港区)、レボインターナショナル(京都市下京区)、SAFFAIRE SKY ENERGY(横浜市西区)と共に、済生会の病院や福祉施設から発生する廃食用油を国産の持続可能な航空燃料(SAF)製造に活用するための基本合意書を締結したと発表した。
基本合意に基づき、済生会は全国83か所の病院と300以上の福祉施設から年間3万6000リットルの廃食用油を提供する。これにより年間3万リットルのSAFが生産され、CO2削減効果は8万3000キロに上る。
廃食用油はレボインターナショナルが収集し、SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイアスカイエナジー)の大阪府堺市に設置される国産SAF製造プラントに納入する。このプラントで生産されたSAFの供給は25年4月に開始される。
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