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DHLエクス、韓国・仁川空港で3倍拡張のGW稼働

2023年9月7日 (木)

国際DHLエクスプレスは5日、2019年に1億3100万ユーロ(208億円)を投資した韓国・仁川国際空港のゲートウェイ拡張計画が完了し、本格運用を開始したと発表した。韓国の海外貿易の増加やアジア太平洋諸国との航空輸出入の増加に対応したもの。

▲拡張された韓国・仁川空港のゲートウェイ

拡張されたゲートウェイは従来の3倍以上の延床面積5万9248平方メートルを誇り、キャパシティーも3.5倍以上に増加、1時間あたり2万8400個の荷物を処理できるようになった。DHL航空機7機とパートナー航空会社の航空機40機体制で、グローバルな世界のDHLハブとゲートウェイを結ぶ重要拠点とする。

庫内設備では、完全自動化された仕分け・ハンドリングシステムを採用し、輸入商品の配達時間を30分以上短縮した。自動化された文書と小包の仕分け機は、1時間に1万個以上の小包を効率的に処理する。大量の荷物の規格や安全性の検査のため、5.5キロメートルのコンベヤーベルトと19台の自動X線検査機も設置した。

施設は太陽光エネルギーで一部稼働しており、温室効果ガス(GHG)の排出を最小限に抑える。ゲートウェイの屋根全体(5700平方メートル)に1メガワットの太陽光発電装置を設置しており、施設の消費エネルギーの30%を賄うことで年間650トンのCO2排出を削減する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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