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大阪で運送会社勉強会、NPシステム開発など登壇

2023年9月11日 (月)

▲勉強会の様子

イベント運送事業者を対象に、2024年問題に向けての現状や具体的な対応について議論を深める交流会・勉強会「第1回Logispread in Osaka ~with 共存強栄~」が9日、大阪で開催された。

デジタルタコメーター(デジタコ)や点呼システムなど、トラックドライバーの管理ソリューションを手掛けるNPシステム開発(愛媛県松山市)と、運送会社コンサルティングのブリックス(大阪市中央区)の呼びかけで開催された今回の催しは、新しい法令施行や、経営コストの上昇など、運送事業者にとって逆風となる環境のなか、運送事業者同士の連携を深め、正しい対応法を学ぶことから協力して物流危機を乗り越えようという目的で開催された。

▲交流会の様子

勉強会では、NPシステム開発による、新しい改善基準告示に対応するデジタコの活用法、ブリックスによる、未払い残業代請求訴訟の増加や厳格化する監査体制に対応し、「生き残る」ための運送事業者の対策、また、ヨロズ物流(大阪府富田林市)からは、中国のタイヤブランド「チャオヤン」へのタイヤ切り替えによる事業コスト削減策が提案されるなど、現場運送事業者が直面する課題への具体的な対応策を学ぶ機会となった。

勉強会に続く交流会では、帰り荷の確保や、ルートの集約など運送事業者同士の連携による「運送効率化」についても話し合われ、今後も第2回、3回と重ねながら連携を広げることで、業界一丸での物流危機対応を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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