ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大手海運2社、代替グリーン燃料の基準開発へ協力

2023年9月20日 (水)

(出所:APモラー・マースク)

国際APモラー・マースクとCMA CGMは19日、海運業界の脱炭素推進を加速させるため、環境に配慮した代替燃料の開発・使用に関する検討などで協力すると発表した。

現在、マースクはグリーンメタノール燃料で運航可能な船舶への改修を進めており、CMA CGMは現在のLNG(液化天然ガス)に相当するグリーン燃料で運航可能なLNG船に加え、グリーンメタノール燃料で運航する船舶を発注するなど、グリーンエネルギーへの投資を拡大している。これらのグリーン燃料に関する動きは海運業界で先進的であると評価しつつも、より環境に配慮した代替燃料の開発・使用に向けた可能性を共同で検討する。

具体的には、代替可能なグリーン燃料の基準の開発、グリーンメタノール船の運用に関する安全性と給油に関する基準の開発と維持、世界の主要港での給油とグリーンメタノールの供給準備の加速――で協働する。

両社は温室効果ガス(GHG)規制枠組みの確立において規制当局と協力する構えで、他の国際的な海運会社や規制機関の協力を呼びかけている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com