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船舶のグリーン燃料の生産で米社と提携、マースク

2022年11月21日 (月)

(出所:A.P.Moller-Maersk)

国際欧州海運大手A.P.Moller-Maersk(A.P.モラー・マースク)はこのほど、米化学関連企業のCarbon Sink(カーボンシンク)との間で、製造過程で温室効果ガスをほぼ出さない船舶燃料「グリーンメタノール」の生産に関する提携を結んだと発表した。

それによると、カーボンシンクの工場で生産する同燃料をマースクが購入し、コンテナ船に使う。最初の工場はサウスダコタ州ロスホルトに建設され、2027年に運転を開始し、年10万トンの生産能力を持つ予定。マースクは同工場の生産燃料の全量を購入し、今後、他の地域で建設される工場の製品も購入する権利を持つ。

グリーンメタノールは、水の電気分解から得られる水素と、生物由来のCO2を組み合わせて製造する。使用する電力も再生可能エネルギーによって賄う。マースクの海運を利用する顧客企業のための、サプライチェーンを脱炭素化する戦略の一環という。

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LOGISTICS TODAY編集部
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