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大林組、熊本県でメガソーラー着工

2012年11月19日 (月)
完成予想図

完成予想図

荷主大林組は16日、子会社の大林クリーンエナジー(東京都港区)が熊本県芦北町で起工式を実施し、熊本県で最大となる21.5MWの大規模太陽光発電事業の建設工事に着手した、と発表した。

新エネルギー導入加速化を目的とした熊本県の取り組みの一環として、芦北町が企画提案公募を行い、7月に大林組が事業者として選定されたもの。

その後、県、町、大林組の3者で発電事業に関する協定を締結し、正式に事業化を決めていた。

当初計画では、借地面積24.8ヘクタール、発電定格出力15.0MWだったが、現地条件を詳細に調査した結果、事業規模を大幅に変更し、借地面積を32.9ヘクタールに、発電規模は21.5MWにそれぞれ拡大した。

これにより、施設の発電量は2292万キロワット時となる見通しで、一般家庭6370戸分の使用量に相当する。

特別目的会社(SPC)を芦北町に設立するとともに、建設工事や維持管理には地元企業を活用するなど、地域に根付いた運営を行う。

7月に設立した大林クリーンエナジーは、現在、再生可能エネルギー発電事業を拡大しており、計画中のものを含めて2013年度末までに発電規模100MWを目指している。

■太陽光発電事業の概要
場所:熊本県葦北郡芦北町内大字高岡宇山神平
土地面積:32万8764平方メートル
発電設備規模:21.5MW(モジュール容量)
完成予定:1期事業2013年3月末(0.6MW)、2期事業2014年2月末(20.9MW)