京浜・阪神港で積み替え輸送を実証、参加者公募

公募・入札国土交通省と横浜川崎国際港湾（横浜市西区）、阪神国際港湾（神戸市中央区）は22日、国際コンテナ戦略港湾である京浜港と阪神港で行う積み替え実証輸送の参加者の公募を開始した。荷主企業、フォワーダーなどを対象に12月15日まで受け付ける。

世界的な国際海上コンテナ物流の混乱下で、海外港湾での貨物滞留や、海外港湾を経由した積み替え輸送のリードタイムが大幅に増加したことなどを教訓とし、日本発着の基幹航路を維持・拡大することでサプライチェーンの強靭化を図るとともに、国際基幹航路とそれに接続する支線となる内航航路の円滑な積み替え機能を確保し、コンテナターミナルの競争力を引き上げるのが狙い。

実証では両港におけるコンテナ貨物の積み替えに協力する荷主企業などを公募し、積み替えの円滑化に向けた課題などを抽出、その後の改善策の検討につなげる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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