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ロボットEV船の量産化PJが始動、マリンドウズ

2023年9月25日 (月)

ロジスティクス海事産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するMarindows(マリンドウズ、東京都港区)は22日、電動駆動するロボットEV船「DroneSHIP」(ドローンシップ)の量産化プロジェクトを始動させたと発表した。

ことし10月から2024年3月まで、総トン数499GTと749GTのタンカーに焦点を当てた実現可能性の調査を実施し、船の標準化やモジュール化・温室効果ガス(GHG)排出の可視化・船舶管理・マンニング・教育・保険・ファイナンス・海外輸出などの内航海運のインフラ構築に必要なシステムについて検討する。

ロボットEV船が普及することで、物流効率化と荷主へのコストメリットの提供、湾内・港内のゼロエミッションや低環境負荷型発電機への換装による完全ゼロエミッションへの対応、先端技術の導入による生産性向上に伴う船員の給料や船主の経済性の向上などが期待されている。

ドローンシップは船員の作業量を軽減するだけでなく、若手でも熟練の船長や機関長と同等に安全・効率的に運航できる。また、バッテリーから供給される電力により港湾内や停泊中はゼロエミッションを実現し、加えて発電機からの電力供給により既存船と同等以上の航続距離と速力を確保。標準化とモジュール化による大量生産により、国内需要だけでなく海外輸出促進による産業規模の拡大を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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