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純電動タグボート開発、30年横浜・川崎で稼働へ

2025年8月15日 (金)

ロジスティクス海洋DX(デジタルトランスフォーメーション)を手がけるMarindows(東京都中央区)と東京汽船(神奈川県横浜市)は13日、日本初となるピュアバッテリーEVハーバータグボートの開発プロジェクトを正式に開始したと発表した。

(出所:Marindows)

東京汽船は2023年1月、2486キロワット時の大容量蓄電池を搭載した連続型ハイブリッド電気推進タグボート「大河」を導入し、2年半にわたり運航を続ける中で電動推進に関する知見を蓄積してきた。今回のプロジェクトはその経験を踏まえ、CO2排出をゼロとする純電動推進のタグボートを実現するものである。船内には6.66メガワット時のリチウムイオン蓄電池を搭載し、陸上には容量2000キロワット時の蓄電設備2基を設置する。これらを1000ボルト直流・1000キロワット級の急速充電器2基と組み合わせ、港湾内での短時間充電と長時間連続運航の両立を図る。

開発においては、東京汽船がプロジェクトオーナー、Marindowsが統括を担う。対象となる船は港湾曳船で、推進出力は3000キロワット(1500キロワット2基)、最大曳航力は53トンを予定する。30年に完成を目指し、横浜港および川崎港での商業運航開始を計画している。

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