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ガントリークレーンAI予知保全の開発が進行

2023年9月26日 (火)

▲ガントリークレーンのイメージ(出所:Archaic)

サービス・商品AI(人工知能)技術開発のArchaic(アルカイック、東京都渋谷区)は26日、IT企業のファンリード(豊島区)と協働し、AIによるガントリークレーンの予知保全を目的とした、クレーンの運転ログデータ解析を開始すると発表した。故障個所の分類可能性の実証を行い、AIが予知する故障種類の特定や、どのような分類・特定が必要かなどを精査する。

両社は2022年に、運転ログデータ・探索的データ分析作業に基づく異常検知・異常発生予測手法による、AIプロトタイプを構築しデータ解析を実施。結果として、「30分前に90%の精度で何らかの異常発生を予測」「24時間前に71%以上の精度で重大故障発生を予測」など、AIによる予知保全の実現可能性を確認した。

ガントリークレーンは定期的な保守点検により異常の有無を判定しているが、定期点検終了後から次回の定期点検の合間に発生する故障の兆候の発見が遅れると、突発的な故障が発生する可能性がある。両社はAIによるガントリークレーンの予知保全でこの課題を解消し、国際物流の機能維持に役立てる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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