東京建物、愛知・一宮市に7.8万平米大規模施設完成

▲「T-LOGI一宮」（出所：東京建物）

拠点・施設東京建物（東京都中央区）は2日、物流施設ブランド「T-LOGI」（ティーロジ）シリーズでは最大規模で、東海エリアでは初となる「T-LOGI一宮」（愛知県一宮市）が9月30日に完成したと発表した。すでに賃貸区画の7割で契約が内定しており、食品物流のSBSフレック（東京都新宿区）やライフサポート・エガワ（足立区）、包装資材のキラックス（名古屋市港区）傘下のドラポート（同）などの入居が決まっている。

同施設は地上4階建て、延床面積7万8902平方メートル。東海北陸自動車道・一宮西インターチェンジ（IC）から3.3キロに位置し、同自動車道と名神高速道路の結節点となる一宮ジャンクションへのアクセス性が高く、中京圏のほか関東・関西・北陸圏への広域配送に適している。さらに、愛知県を南北に縦断する西尾張中央道に面していることから、一般道路から名古屋市内への配送も容易だ。

▲柱スパンを広く取った倉庫内部

シリーズ初のランプウェイ型を採用しており、各階に接車可能な仕様とした。倉庫内の柱スパンは1-3階を11.7メートル×11.5メートル、4階では23.4メートル×11.5メートルとしており、防火区画の開口部を全箇所シャッターとすることで、平面的に広い空間で効率的な保管を促す。また、最小3537平方メートルから分割可能で、幅広い保管ニーズに対応する。就業環境にも配慮し、1階には無人コンビニ、2‐4階には内階段で各階に移動可能なラウンジを設置した。

他のT-LOGIシリーズと同様、施設屋上には太陽光パネルを設置し、発電された電力と商用電力を合わせて自家消費し、余剰電力は電力会社に売電する仕組みとする。

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LOGISTICS TODAY編集部
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