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京セラ、滋賀県食肉センターで太陽光発電

2012年11月21日 (水)

産業・一般京セラは21日、滋賀食肉公社、エナジーバンクジャパン(EBJ)、京セラソーラーコーポレーション(KSC)の3社が、滋賀食肉センター(滋賀県近江八幡市)内に2000kWの太陽光発電設備を設置することに向け、基本協定の締結に合意したと発表した。

9月に、滋賀食肉公社は滋賀食肉センターの未利用地などを有効活用することを目的に、太陽光発電施設の設置、運営管理を行う事業者の公募を行い、EBJとKSCが共同で応募、事業者として採択を受けた。

EBJは、「エコウェーブ」で培ったファイナンス技術を活用し、再生可能エネルギーを普及することを目的に、大阪ガスが設立した。顧客の土地・屋根などに「ソーラー・エコウェーブ」のスキームを活用した太陽光発電設備の設置などを進めている。

KSCは、京セラが国内の太陽光発電システムの販売・施工・保守メンテナンスを一貫して行うことを目的に設立した100%子会社。

今回の太陽光発電事業は、EBJが独自のファイナンス技術を活用してスキームを構築し、滋賀食肉公社は事業用地、屋根の提供・維持・管理、発電設備の保安・管理業務などを行う。

KSCは太陽光発電パネルの手配に加え、太陽光発電システムの設置・保守メンテナンスを行う指定代理店の紹介、環境意識の向上を目的とした近隣の小学校への環境授業などを行う。

一般電気事業者との売電契約はEBJが締結し、EBJが売電で得た収益から滋賀食肉公社へ売電量に応じて賃借料などを支払う。

来年4月に着工し、10月に竣工、11月までに売電を開始する。