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マースクが西・南仏間で鉄道輸送、最大12日短縮

2023年10月6日 (金)

国際APモラー・マースクは5日、スペイン・バルセロナ港から南フランスへ向けた鉄道輸送サービスを開始すると発表した。トゥールーズ、ボルドー、リヨンといった南仏地域への海上輸送を鉄道輸送へ切り替えることで、輸送時間を大幅に短縮できるのが強みだ。

新サービスは11月初旬から、バルセロナ・トゥールーズ間を直通する週3回のブロックトレインと、バルセロナ・リヨン間に週1回の運行から開始する。ボルドーへの輸送は、パートナー会社との連携によりトゥールーズ経由でシームレスに接続する。今後はスペイン側の鉄道網を拡張し、タラゴナ、サラゴサの地域とも連携する予定だ。

従来のフランスや北欧の港を経由するルートと比べ、南仏地域の貨物の輸送時間を平均7日間、最大12日間短縮する。輸送距離の短縮に加え、電動貨物列車の利用により、環境にも配慮した輸送サービスとなっている。このブロックトレインはスペイン・フランス間の大陸間貨物輸送にも利用できる。

(出所:APモラー・マースク)

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LOGISTICS TODAY編集部
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