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郵船ロジ、宇宙ごみ除去用人工衛星の輸送を担当

2023年10月6日 (金)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは6日、アストロスケール(東京都墨田区)の商業デブリ(宇宙ごみ)除去実証衛星「ADRAS-J」を、ニュージーランドのオークランドまで輸送したと発表した。

アストロスケールは宇宙ごみの除去や人工衛星の製造・開発を手がける企業で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が推進する商業デブリ除去実証(CRD2)プログラムを受託し、ADRAS-Jを開発した。郵船ロジスティクスは完成したADRAS-Jを、ANAカーゴのチャーター便を利用してオークランドに航空輸送し、精密な人工衛星の集荷から梱包、通関など、国際輸送関連の手続きの手配も行った。

▲「ADRAS-J」を搭載する様子(出所:郵船ロジスティクス)

郵船ロジスティクスは2022年12月に、アストロスケールとのマーケティングパートナーシップ契約を締結し、同社のデブリ除去活動を支援している。輸送されたADRAS-Jは今後、ニュージーランドのマヒア半島の射場からロケットによって打ち上げられ、軌道投入後は、長期間放置されたデブリの運動や損傷・劣化状況の撮影を担う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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