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SBS、千葉・野田市にEC一気通貫戦略拠点を開設

2023年10月10日 (火)

▲「野田瀬戸物流センター」(仮称)の完成イメージ(出所:SBSホールディングス)

ECSBSホールディングス(HD)は10日、千葉県野田市で2024年1月完成予定の「野田瀬戸物流センター」(仮称)内に、EC(電子商取引)市場に対応する大型戦略拠点「EC野田瀬戸物流センター」を同2月に開設すると発表した。同HDは2030年にECセグメントで売上高1000億円を目指すなかで、昨年末に発表したECの包括的プラットフォーム「EC物流お任せくん」の戦略拠点第1号として運用する。

▲撮影スタジオ

同センターはSBSグループ内で最大規模の1フロア3万3000平方メートルのEC専用区で、EC事業者が相乗りできる共同運営型。3温度帯に対応し定温保管機能を備え、特殊商品の保管や返品商品の補修、細かい流通加工に対応する。また、薬品、アパレル、食品、化粧品、健康食品、医薬品、雑貨など幅広い業種に対応可能で、200を超えるEC業務のサービスメニューを用意した。EC物流お任せくんはサイト制作から受注管理までも請け負うEC関連業務を一気通貫で支援するサービスで、商品撮影用のスタジオなども設置する。

施設内にはSBSグループが現場で機能評価を行ったさまざまな自動化機器を採用。工程に合わせたロボットやマテハンのノウハウと、埼玉県越谷市にある専用の先端ロボットソリューション検証施設「LTラボ」で収集した実証データに基づき選定したLT設備を多数そろえるとともに、商材別に機器同士の相性を考慮し、パフォーマンスを最大化させる。

▲(左から)棚搬送ロボット、ケースハンドリングロボット

センター開設に先駆け、LTラボでの限定公開ツアーを開催する。最新のマテハン機器が実際に動く様子を見学でき、SBSグループのプロフェッショナルが相談に応じる。同時に、EC物流お任せくんのサービス概要も紹介も行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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