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日鉄興和など4社、集合住宅の搬送課題解決実証

2023年10月12日 (木)

(出所:ソフトバンクロボティクス)

調査・データ日鉄興和不動産(東京都港区)は12日、ソフトバンクロボティクス(東京都港区)、日建設計(東京都千代田区)、日建ハウジングシステム(東京都文京区)の3社と共同で実施する「集合住宅における搬送課題解決に向けた実証実験」が、経済産業省の「令和5年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」に採択されたと発表した。実証実験では、4社がタワーマンションなどの集合住宅でのロボット搬送の環境構築に向けて、具体的なロボットのユースケースと経済性の検証する。

ロボットは人手不足などの課題解決に有効とされているが、その多くは特定の企業活動などの狭い範囲での利用を前提に開発されるため、個別開発が必要で、高コストという課題がある。経済産業省が実施する同プロジェクトは、既存の業務プロセスや設備環境を見直し、ロボットフレンドリーな環境の構築を目的としている。

大規模集合住宅への配送を行っている物流業者の協力のもと、建物の入口から住戸までの最適なロボットの活用方法・ルート設計・利用者との連携方法、実施データを基にロボット導入に係る費用効果の検証。また、ロボットフレンドリーな環境構築の実現に向け、物流事業者やデベロッパー、管理会社にデータ提供やヒアリングを依頼する予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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