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JR東、多機能ロッカー「マルチエキューブ」を稼働

2023年10月16日 (月)

サービス・商品JR東日本は16日、予約から預け入れ、受け取り、発送機能を持つ多機能ロッカー「マルチエキューブ」を、31日から東京駅に導入すると発表した。ことし中には首都圏9駅の構内に10台、年度内には90駅に100台を設置し、3年以内にはエリアを首都圏以外の駅や街中に拡大して計1000台(3万口)の設置を目指す。

▲マルチエキューブ(出所:JR東日本)

同社はかねてからマルチエキューブと運送事業者、EC(電子商取引)サイトなどを配送プラットフォームシステムで結びつけることで、荷物の預け入れだけでなく商品の受け取り、発送など新しいサービスの提供を推進する。多機能ロッカー事業はことし7月に発足した新会社JR東日本スマートロジスティクスが運営し、ロッカーの多機能化とともに駅を物流拠点とすることで、ECビジネスにおけるラストワンマイル課題、ドライバー不足などの社会課題の解決に寄与する。

当初の設置場所は、東京駅の改札外・丸の内地下南に1台・39口、新宿駅改札外・ペンギン広場前階段下に1台・31口、大宮駅改札外・北口ニューシャトル改札前に2台・75口。

マルチエキューブでは4つの機能をシームレスに利用でき、交通系ICカード、QRコード、クレジットカードなどキャッシュレス決済にも対応。利用者が荷物を預ける・受け取るとき以外は、ロッカーの扉や投函箱の投入口を常時施錠する仕様でセキュリティー面にも配慮している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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