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中外製薬、藤枝市と災害時の協力協定

2012年11月28日 (水)

話題中外製薬は28日、100%子会社の中外製薬工業(東京都北区)が地震などの大規模自然災害やそれに準ずる緊急事態が発生した場合の協力措置について、静岡県藤枝市と「災害時での一時避難・災害復旧活動への協力に関する協定」を締結する、発表した。

藤枝工場は1971年に設立。地域の安全確保に向け積極的な役割を果たすため、藤枝市の防災対策に協力することにしたもの。

協定の締結により、藤枝市からの協力要請があった場合、中外製薬工業は藤枝工場の固形剤棟2階の一部を藤枝市と同市の近隣地区住民に一時的な避難場所として提供するとともに、一時避難した住民100人が1泊避難するために必要とする食料、水、生活用品を、無償で提供する。

また、藤枝工場のグラウンドなどの空きスペースを、災害復旧活動の用地などとして提供することも盛り込まれている。