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商船三井系など5社、水素燃料船の商用運行を検討

2021年8月31日 (火)

調査・データイコーズ(山口県周南市)、商船三井テクノトレード(東京都千代田区)、商船三井内航(東京都港区)、トクヤマ(山口県周南市)、本瓦造船(広島県福山市)の5社は30日、水素を燃料とする次世代型内航貨物船の商用運航について、共同で検討を進めるための基本合意書を締結したと発表した。内航海運により排出される地球温暖化ガスの削減を目指す。

5社は、水素燃料貨物船の仕様や関連法規の調査・整理、船舶への燃料供給方法、エネルギーマネジメントシステムなどに関して検討を進める。導入する技術に関するリスクマネジメント、トレードオフの関係にある、物流コストと環境コストの調和などについても協議する。

プロジェクトの名称は「SHE’s」(シーズ)で、水素燃料船を意味する英語の「Ships powered by Hydrogen Energy」、種を意味する「Seeds」、海を意味する「Seas」などの意味を込めた。