国交省、加州と港湾脱炭素化シンポ開催｜短報

国際国土交通省は23日、同省と米国カリフォルニア州運輸省がロサンゼルスで「港湾の脱炭素化・グリーン海運回廊シンポジウム」を10月20日に共同開催したと発表した。

国交省港湾局の稲田雅裕局長は、日本の「2050年カーボンニュートラル」や2030年度に温室効果ガスを2013年度比で46％削減の目標、港湾のカーボンニュートラルポート推進や洋上風力発電導入などの取り組みに言及するとともに、日米の主要港を結ぶ航路のグリーン海運回廊形成の重要性などについて強調した。また、トックス・オミシャキン・カリフォルニア州運輸長官は、日本との協力を評価し、カリフォルニア州のゼロエミッションへの取り組み、特に4億5000万ドルの港湾・貨物インフラ投資について「国交省の継続的な協力に感謝するとともに、本日、知識を共有してくださった日本とカリフォルニアの各港の港湾局長や幅広い業界の専門家の方々に感謝します」と述べた。

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