日通、福岡発沖縄向け医薬品輸送サービスを強化

メディカル日本通運は27日、天候の影響による欠航や遅延による輸送途中での長時間の温度管理に課題がある福岡発沖縄向けの医薬品海上輸送において、輸送便数と積載量を拡大したと発表した。温度管理機能を強化することで、医薬品の海上輸送サービスを向上を図る。

同ルートの海上輸送サービスを従来の週2便から週3便に拡大し、冷凍機を搭載したリーファー・コンテナを使用。コンテナ内での積載方法の見直しにより1輸送あたりの積載量を2倍に増強し、医薬品の安定供給、安心・確実な輸送体制を実現させる。

（出所：日本通運）

輸送中の温度管理機能の強化としては、発送元から配達先まで医薬品の温度を2-8度、1-30度で管理することに加え、輸送中は全工程で温度情報を計測・記録し、トラックによる陸上輸送時の温度情報と連携することでシームレスなデータ生成が可能となる。さらに、WMS（倉庫管理システム）やTMS（輸送管理システム）との連携により、商品の出荷状況や輸送ステータス、輸送時の温度状況などを可視化できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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