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パナソニック、Liイオン蓄電システムの設置条件を拡大

2012年12月5日 (水)

ロジスティクスパナソニックは5日、エコソリューションズ社が災害などの停電時も継続的に電力を供給できる公共・産業用リチウムイオン蓄電システムの設置条件を拡大した新タイプを販売すると発表した。

蓄電容量15キロワット時タイプを既に販売しているが、従来システムに比べて設置条件を拡大した新タイプの受注を今月20日から開始するもの。

災害時の避難所となる公共施設などでは、停電時に大容量の電源確保が求められ、企業でも事業継続計画上の観点から非常用電源として大容量蓄電システムの設置要望が増えており、同社は「今後定置用蓄電池市場が拡大する見込み」として、多様な条件下でも設置できるよう新タイプの発売を決めた。

具体的には、既設の太陽電池との連携、低温環境下での使用、屋外設置といった設置可能条件を拡大。従来システムと同様に、接続機器への電源供給(停電時・平常時)を蓄電池・太陽電池・系統電源で行うとともに、これらを接続機器の状況に合わせて最適にマネジメントを行う。

また、特定機器への接続では外付けのスコットトランス(市販品)で単相100V出力も可能となり、マルチな出力選択が可能。