センコーがセリオHDを買収､関西圏の保育事業拡大

M&Aセンコーグループホールディングス（GHD）は13日、保育園や学童保育施設事業を手がけるSERIOホールディングス（セリオHD）に株式公開買い付け（TOB）を実施すると発表した。

センコーGHDはライフサポート事業で、保育や生活支援、家事代行サービス、クリーニング、総合卸売、小売店、フィットネス、介護、外食事業などを展開しており20年8月には保育・学童事業のプロケアを買収するなど、保育・学童事業の成長拡大を推進している。セリオHDが大阪府をはじめとする関西圏を中心に保育・学童事業、就労支援事業を展開するなど、関西圏で高い競争力を有していることから、センコーGHDはセリオをグループ化することで首都圏と関西圏で事業補完し、教育研修や保育サービスの向上、人材採用の効率化と定着化を図る。

TOBは2回実施する予定で、第1回では11月14日から12月12日まで、セリオHDの若浜久社長が保有する株式を買付価格1株625円で買い取る。第2回は12月21日から2024年2月7日まで、それ以外の株式を1株877円で買い取る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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