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独自AIでSCリスクを多面的に解析、フロンテオ

2023年11月22日 (水)

サービス・商品自社開発AI(人工知能)「KIBIT」(キビット)を軸としたソリューション事業を展開するFRONTEO(フロンテオ、東京都港区)は21日、経済安全保障対策AIソリューション「KIBIT Seizu Analysis」(キビット・セイズ・アナリシス)で、企業や産業のサプライチェーン(SC)リスクを評価するための、多様な観点からの影響度を計算する新たな解析手法を開発したと発表した。

同社が開発した手法をSC解析に適用すれば、特定の企業または産業の影響力、特定の国の影響力、あるいはそれらを組み合わせた影響力などを測れるだけでなく、特定の企業が産業や国を通じて及ぼす影響力など、多様な観点を踏まえた影響力を統一的に測ることができる。

ある自動車メーカーを例に取ると、従来ではSC上流の企業数を基に国別の影響度を測っていたものが、新たな解析手法ではさまざまな観点からサプライヤーごとの依存度を測れるようになったことで、特定の国の影響度が顕在化したケースがある。同社は「経済安全保障戦略の立案と実行には、SCを複数の観点から解析する必要性が増しており、今回の新解析技術はそうした要請に対する解決策の一つである」としている。

▲新解析技術によるサプライチェーン影響度の計測(クリックで拡大、出所:FRONTEO)

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LOGISTICS TODAY編集部
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