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フロンテオ、SC可視化へ新技術の特許取得

2024年3月22日 (金)

ロジスティクスAI(人工知能)ソリューションなどを展開するFRONTEO(フロンテオ)は21日、経済安全保障対策ネットワーク解析システム「KIBIT Seizu Analysis」(キビットセイズアナリシス)に関する特許を取得したことを発表した。特許は同システムの「サプライチェーン解析ソリューション」において、取り引きの流れを俯瞰的に可視化する技術で、人力では極めて困難な作業を行うことができる。

同技術では、取り引きネットワーク上での企業間のつながりのパターンを複素ベクトルで表現し、これを用いた計算によって、取り引きネットワークの中からサプライチェーンの骨格部分を推定した後、そこに含まれる業種間にどのような流れがあるかをサンキー・ダイアグラムの形式で可視化する。同形式はカテゴリ間や工程間の流量を表現する図表形式で、線の繋がりや分岐、太さによってフローの順序と量的な流れを同時に示せるようになる。これにより、自社や取引先の取引ネットワークをより的確に把握し、評価が可能だ。

▲サンキー・ダイアグラム形式の例(出所:フロンテオ、クリックで拡大)

キビットセイズアナリシスは、同社が開発したAI(人工知能)エンジン「KIBIT」(キビット)を搭載した、サプライチェーンや企業の実質株主による支配状態などのネットワーク解析を行うシステムで、「サプライチェーン解析ソリューション」「株主支配ネットワーク解析ソリューション」「最先端技術・研究者ネットワーク解析ソリューション」のソリューションを提供している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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