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西鉄や東京建物など、熊本でマルチ施設を共同開発

2024年4月9日 (火)

拠点・施設西日本鉄道は9日、東京建物や戸田建設(東京都中央区)と、熊本市東区にマルチテナント型物流施設を開発することで基本合意したと発表した。2025年10月に着工し、27年3月の完成を目指す。

▲マルチテナント型物流施設の完成イメージ(出所:西日本鉄道)

3万2770平方メートルの敷地に、地上4階建て、延床面積7万2614平方メートルの施設を計画。開発地は国道443号線に面し、熊本市街地から10キロと近いほか、九州縦貫自動車道・益城熊本空港インターチェンジ(IC)から5.5キロ、熊本ICから8キロと、福岡や北九州へのアクセスにも優れる。

県内の半導体関連工場の集積地である菊陽町、大津町、合志市に近接しているほか、周辺にも多くの物流施設が集積するなど、今後の物流施設開発の観点からポテンシャルが高い立地となっている。

熊本県は半導体大手のTSMC(台湾)進出に伴い、今後も企業進出や半導体関連部材・製品の輸送需要増が見込まれるほか、熊本市では半導体関連産業の集積に向け、産業用地を整備する方針を固めていることから、積極的に半導体産業などの誘致活動を展開するなどの動きが見られている。こういった半導体需要の高まりを背景に、3社は同施設の共同開発を通じ、地域発展に寄与するとしている。

施設概要

所在地:熊本市東区戸島町1130ほか
敷地面積:3万2770平方メートル
延床面積:7万2614平方メートル
構造:地上4階建て
アクセス:九州縦貫自動車道・益城熊本空港ICから5.5キロ、熊本ICから8キロ
着工:2025年10月(予定)
完成:2027年3月(予定)

▲広域周辺図(クリックで拡大)

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LOGISTICS TODAY編集部
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