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車輪脱落事故は12月が最多、関東運輸局が注意喚起

2023年11月30日 (木)

行政・団体関東運輸局は11月30日、大型車の車輪脱落事故が冬期に集中していることを受け、冬用タイヤ交換時の確実な作業の実施を改めて啓発した。同局によると、2022年度に発生した大型車の車輪脱落事故は140件で、そのうちの56%に当たる79件が12月から2月の間に発生した。月別では季節の変わり目の12月が39件と最も高くなっている。

(クリックで拡大、出所:国土交通省)

これまでは大型車のドライバーに対し、連結式ナット回転指示インジケーターやチラシの配布、適切なタイヤ保守管理作業などの周知や啓発を行っており、トルクやレンチを使用したホイール、ナットの街頭点検を実施するなど、啓発活動を計8回実施し、47台の街頭点検を行った。その他、タイヤ専業店やタイヤ脱着作業者に対する講習、整備事業者や自動車運送事業者の整備管理者などへの動画による研修などの啓発活動を行っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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