車輪脱落防止へTSで街頭点検、関東運輸局｜短報

▲昨年度のトルク・レンチを使用した街頭点検の様子（出所：関東運輸局）

行政・団体関東運輸局は2日、「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を10月から来年2月まで実施すると発表した。大型車が多く集まるトラックステーションで、大型車の運転手に向けてトルク・レンチを用いたホイール・ナットの緩みの街頭点検や啓発活動を実施する。

2022年度の大型車の車輪脱落事故が140件発生し、04年度以降で最多を記録しており、特に冬タイヤへの交換直後に車輪脱落事故が集中していることから、関東運輸局は各都県の自動車整備振興会やトラック協会、タイヤ商工協同組合、タイヤメーカー系列の専門店と協力を得てキャンペーンを実施。10月12日に矢板トラックステーションで大型車のナットの緩みをチェックする街頭点検を公開で実施し、適切な脱着作業や保守管理を啓発する。

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