三菱地所、神奈川・座間市と相模原に大型施設完成

拠点・施設三菱地所は1日、マルチテナント型物流施設「ロジクロス座間」（神奈川県座間市）と「ロジクロス相模原」（相模原市中央区）が、それぞれ11月30日、12月1日に完成したと発表した。いずれも地上5階建て、延床面積17万平方メートル超と大型で、ダブルランプ型の免震構造を採用している。

ロジクロス座間は、延床面積17万8700平方メートル。東名高速道路・綾瀬スマートインターチェンジ（IC）から5.2キロ、同・横浜町田ICから8.1キロ、首都圏中央連絡自動車道（圏央道）・県央厚木ICから8.3キロに位置。危険物倉庫2棟を敷地内に配置して需要に応えるとともに、物流ロボットの効率的かつ安全な運用に寄与する施設づくりで床設計を手がけるCoGri Japan（コグリ・ジャパン、東京都中央区）と協業し、床コンクリートの最新仕様の国際規格認証を取得している。エントランスには顔認証システム「FreeiD」（フリード）を物流施設で初めて採用した。

▲ロジクロス座間（出所：三菱地所）

日本生命と共同開発したロジクロス相模原は、延床面積17万900平方メートル。圏央道・相模原愛川ICから6.8キロ、東名高速・横浜町田ICから10.8キロに位置する。倉庫区画には1区画当たり4～6機の空調室内機を実装し、倉庫内就業者の作業環境を改善することにより、雇用の確保・継続に寄与する。庫内の照明にはアイリスオーヤマの無線制御システム「LiCONEX」（ライコネックス）を採用し、テナント企業は状況や用途に合わせて照明の明るさ・点灯をフレキシブルに抑制できる。地震発生時に備えて清水建設が開発した「安震モニタリングシステム」を採用し、被災状況を即座に判定する。

▲ロジクロス相模原

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LOGISTICS TODAY編集部
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