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アセンド、運送管理システム事業好調で3億円調達

2023年12月6日 (水)

財務・人事中小運送業を中心に物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するアセンド(東京都新宿区)は6日、運送管理システム「ロジックス」の開発とサービス展開に向けた人材採用、組織体制の強化に向け、3億円の資金調達を行ったと発表した。第三者割当増資によるもので、引受先はベンチャーキャピタルのグロービス・キャピタル・パートナーズ(千代田区)など。

ロジックスは運送事業者に特化したクラウド型の業務管理ツールで、煩雑な運送事業者の管理業務を、案件の受注から配車、請求まで一気通貫でデジタル化する。同社は採用までのプロセスとして3か月から半年のトライアル期間を設けていたが、現在は1日で操作を確かめるだけで採用を決める企業が半数以上に増えるなど、月次商談数が昨年比で5倍となるなど、事業が好調だ。

ロジックスを採用した運送事業者の中には、40年間価格交渉していなかった荷主に対し、ロジックスの原価計算機能を使って根拠を用いた価格交渉を行ったところ、20%の売上増加につながったケースや、従来は半日かかっていた労務管理業務を10分に短縮したケースなど、大幅な経営改善につながった例も見られている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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