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眠気の兆候を捉え注意するシステム販売、マクニカ

2023年12月7日 (木)

サービス・商品ドライバーの眠気を察知して、注意喚起──。そんなドライバーモニタリングシステムを、AI(人工知能)などのビジネスを展開するマクニカ(横浜市)が6日から販売を始めたと発表した。同社はスウェーデン企業「スマートアイ」が開発したシステム「AIS」の日本における代理店契約を結んだ。

▲ドライバーモニタリングシステム「AIS」製品画像(出所 : マクニカ)

AISは、AI機能を持つモニタリングソフトウエアを搭載した車内カメラで、ドライバーの視線や頭部の動き、表情などを認識し、注意力などの微妙な変化を分析する。それにより、眠気や注意散漫の初期兆候をリアルタイムで検出することができるという。迅速にドライバーにも通知し、安全運転を促し、危険性を未然に防ぐことができる。

▲ドライバーモニタリングシステム「AIS」検出映像(出所 : マクニカ)

眠気やあくびを検知した際に音声で通知するほか、飲食や携帯電話使用などの危険行為も認識する。視線が道路に集中していないことなどから注意散漫と判断する。一方で、プライバシーを確保するため、ドライバーの映像は録画や保存はされないという。

マクニカは運送会社や物流会社、保険会社などを対象にシステムを販売し、トラックやバスなどで導入を進めて、日本での「交通事故ゼロ社会」実現に寄与していきたい考えだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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