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JILS第6回ロジ研究会、デジタルツインやGX討論

2023年12月11日 (月)

行政・団体日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は11日、10月17日に開催したロジスティクス研究会第6回会合の内容を公表した。当日は西濃運輸や日本貨物鉄道(JR貨物)などの物流企業から、アイ・グリッド・ソリューションズ(東京都千代田区)やベネッセコーポレーション(新宿区)、日野自動車、ジョーンズラングラサール(JLL、千代田区)など、エネルギー、教育、IT、商用車メーカー、不動産など他分野の30社から33人が参加し、うち2社の発表内容について参加者でディスカッションを行った。

総合コンサルティングファームのアビームコンサルティング(中央区)は、現実空間を仮想空間に再現するデジタルツインを、物流センターに応用している事例の紹介や、取り組みを実施する上での課題などを共有した。発表後のアンケートでは、「リアルタイムでデータ収集、解析、活用できる点はすごい」とする一方で、「デジタルツイン化の目的が明確になっていないと意味がない」と、データを活用した上でのビジョンが重要との意見があった。

太陽光発電事業などを手がけるアイ・グリッド・ソリューションズの発表では、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)による電力コストの増加や停電などのBCP対策の必要性を説き、太陽光システムの採用や蓄電池などのGX(グリーントランスフォーメーション)の推進を訴えた。アンケートでは、「DXの先のことについてはどの業界も触れておらず、その点の発表を聞けたことは勉強になった」との声が挙がった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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