国際ヤマハ発動機は12日、グループ会社でアフリカでのラストワンマイル事業を手がけるCourieMate(クーリメイト、静岡県磐田市)が、アフリカ東部のタンザニアでラストワンマイルデリバリー事業を行う新会社「クーリメイト・タンザニア」を設立し、稼働したと発表した。同国での物流効率化を果たすと同時に、雇用創出を促す。
クーリメイトは2017年にウガンダで事業を開始し、ラストマイルデリバリーに必要なノウハウやITシステムの知識を蓄積。タンザニアではことし1月から実証実験を実施しており、ウガンダでの事業モデルがタンザニアでも機能することが確認され、地元の宅配需要に応えられると判断できたことから、7月に新会社を立ち上げた。

▲タンザニアでのCourieMateデリバリースタッフ(出所:ヤマハ発動機)
クーリメイトはバイクなどの機動力を活用し、常時トラッキング機能を備えた宅配専用アプリを用いて、高効率なラストマイル物流を提供。EC(電子商取引)サイト運営を通じて宅配需要を促進し、職業ドライバーの雇用機会を増やすことで、地域社会の課題解決と経済成長に寄与する。
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