
▲タンザニアでのCourieMateのデリバリースタッフ(出所:ヤマハ発動機)
国際ヤマハ発動機は2月28日、グループ会社のCourieMate(クーリエ・メイト、静岡県磐田市)が、スタートアップ企業のWASSHA(ワッシャ、東京都文京区)との間で協業契約を締結したと発表した。両社ともアフリカで事業を展開しており、今回の協業ではタンザニアでラストマイルデリバリーの事業化を目指す。
発表によると、クーリエ・メイトはすでにウガンダでラストマイルデリバリー事業を行っている。2輪車での配達など、サービスのノウハウやITシステムの知見も蓄積している。ワッシャは、アフリカで「キオスク」と呼ばれる小売店を通じて電力サービス事業を展開している。2013年の創業以来、タンザニア、ウガンダ、モザンビーク、コンゴ民主共和国で事業を展開し、加盟店管理や決済アプリの運用などに詳しい。
両社はこうした実績を生かし、協力してタンザニアでのラストマイルデリバリー事業を早期に立ち上げたい考えだ。ヤマハ発動機も、2輪車事業のノウハウを生かした移動体マネジメントを広げる戦略を採っており、2輪車を使った物流サービスであるラストマイルデリバリーサービスにも積極的に取り組む姿勢でいる。両社の協業を通じて、ヤマ発としても地域経済の活性化と職業ドライバーの雇用創出を目指すとしている。
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