物流連、ベトナム・メコン地域の物流現状を共有

ロジスティクス日本物流団体連合会は25日、12月22日に2024年度第3回「海外物流戦略ワーキングチーム会合」を千代田区の全日通霞が関ビルで開催したと発表した。同会合は、物流事業の海外展開に関する課題を官民連携で検討するもので、会員企業や国土交通省から40名が参加した。

今年度のワーキングチームは「ベトナムの物流事情」を調査しており、第一部の講演会では、「ベトナムにおけるメコン地域との物流連結性に見る現状と課題」というテーマで、メコン地域を取り巻く環境変化や、インドシナ半島の経済成長に伴う貿易活性化による連結性強化を紹介。加えて、越境交通インフラ整備や経済回廊や、また陸路輸送にシフトするために必要な制度設計の必要性を取り上げた。

第二部では、国土交通省物流・自動車局 国際物流室長の鈴木淳氏が「最近の国土交通省の国際物流政策の取り組みについて」講演を行い、日中韓物流大臣会合について取り組み状況を報告。最後に事務局が、ベトナム物流事情実態調査を報告を行い、報告書完成にむけた計画を確認し、会合は終了した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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