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国交省、横浜港埠頭を特例港湾運営会社に指定

2012年12月25日 (火)

行政・団体国土交通省は25日、横浜港埠頭(横浜市中区)を横浜港の特例港湾運営会社に指定したと発表した。先行して10月17日に指定された神戸港、大阪港に続くもの。

国際コンテナ戦略港湾に選定されている阪神港と京浜港では、コンテナターミナルなどの一体運営を行う指定制度が創設され、港湾運営会社を1社ずつ指定することにしているが、指定効果の早期発現を狙った暫定措置として、神戸、大阪、東京、川崎、横浜の5港でそれぞれ「特例」の港湾運営会社を指定する方針。

横浜港埠頭は11月16日、阪神港に続いて指定申請を行っていた。

これにより、同社は国有港湾施設、港湾管理者が所有する港湾施設の貸付けを受けることができるようになり、自社施設と合わせて、コンテナターミナル全体の一体運営が可能となる。

また、埠頭が港湾施設を整備する際に受けている無利子貸付制度についても、現在の6割から最大8割まで適用されるようになるなどのメリットがある。