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ZenGroup、楠根物流センターに拠点機能を集約

2024年2月6日 (火)

(出所:ZenGroup)

拠点・施設越境EC(電子商取引)トータルサポートのZenGroup(ゼングループ、大阪市中央区)は5日、さらなる機能強化とサービスレベルの向上、およびコミュニケーションの効率化に伴い、吹田物流センターの物流機能を楠根物流センターに移転・集約すると発表した。これにともない、吹田物流センターを閉鎖する。

同社は、海外向け購入代行サービス「ZenMarket(ゼンマーケット)」、海外向けサブスクリプションボックスサービス(定期購入サービス)「ZenPop(ゼンポップ)」、越境ECモール「ZenPlus(ゼンプラス)」、海外プロモーション代行サービス「ZenPromo(ゼンプロモ)」、越境EC対応化サービス「ZenLink(ゼンリンク)」を運営している。現在、会員数は210万人を超え、これまで世界175か国へ600万点以上の商品発送を行ってきた。

これまで、海外への出荷は吹田、門真、東大阪の3つの物流センターで担ってきたが、23年12月より楠根物流センターの本稼働を開始、吹田物流センターの機能を楠根物流センターへ集約した。

楠根物流センターへの機能集約に伴い、これまで発生していた物流センター間での貨物移動が不要となり、海外配送のリードタイムを短縮できる。また、ゼンマーケット、ゼンポップ、ゼンプラスのすべてのサービスを一元管理できることにより、荷量変動や繁閑の波にも柔軟に対応ができるようになる。

楠根物流センターに吹田物流センターの機能を集約することで、分散していた部門間のコミュニケーションの活性化、業務効率化、ナレッジシェアをはかり、より安心・安全で快適な越境EC(電子商取引)サービスの提供を実現し、利用者に対して質の高いサービスを提供していくとしている。

楠根物流センターでは、ゼンポップのボックスの包装を行うシュリンク包装機を導入して作業を効率化、粘着テープを使用しない包装なので箱に糊跡が残らず、箱自体も商品の一部としてコレクションしてもらうことを可能とするなど、今後も、新たな設備やシステムの導入、見直しを重ね、業務効率化、サービスレベルと顧客満足度の向上を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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