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ハマキョウ、花王やヨーカ堂など4社と循環物流構築

2024年2月22日 (木)

▲授賞式の様子(出所:ハマキョウレックス)

認証・表彰ハマキョウレックスは21日、花王とライオン、イトーヨーカ堂、ウエルシア薬局と共同で行ったリサイクリエーション活動「つめかえパックの回収と水平リサイクル」が、内閣府主催の第6回日本オープンイノベーション大賞で環境大臣賞を受賞したと発表した。

受賞した取り組みでは異業種の5社が協働し、使用済み詰め替えパックの回収インフラの検証と水平リサイクル技術の開発にあたった。「積み替え文化の浸透が将来のライフスタイル革新の突破口として期待され、競合関係にある大手2社がサーキュラーエコノミー実現のために技術開発とプロセス再構築で連携している点は、他の企業にとってのロールモデルになり得る」ことが評価された。

まず、イトーヨーカ堂とウエルシア薬局が、イトーヨーカドー曳舟店とウエルシア薬局30店舗に回収ボックスを設置し、消費者から使用済み詰め替えパックを回収。ウエルシア薬局と、その物流を担うハマキョウレックスが物流プロセスの共同検討に努め、ウエルシア薬局各店舗への商品配送の帰り便を利用して使用済み積み替えパックを集荷、物流センターに集積し、センターにある程度の量が集まった段階でリサイクル拠点に配送した。

花王とライオンは昨年5月に、再生材料を一部に使用した詰め替えパックを製品化。花王は和歌山工場に導入したフィルム容器リサイクルのパイロットプラントで技術開発・検証を進め、詰め替えパックの一括リサイクル技術を確立した。

▲積み替えパックのリサイクルフロー(クリックで拡大)

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LOGISTICS TODAY編集部
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