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政府、官民ファンド出資認可で米半導体SC参画

2024年2月22日 (木)

行政・団体海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN、東京都千代田区)は22日、化学品総合物流サービスのNRS(同)とともに、米国における化学品物流事業に参画するため、最大4700万米ドルの出資を行うことを決定し、国土交通大臣の認可を取得したことを発表した。

同事業は、NRSとJOINの支援を受けたNRSロジオスアメリカ(NRS LOGIOS AMERICA)が、米国アリゾナ州中南部のカサグランデにおいて、半導体やバッテリーの製造過程に必要な化学品・危険物用の保管倉庫を整備・運営するものであり、NRSにとっては海外における初の総合物流拠点開設となる。


化学品・危険物専門の物流企業として国内外で実績を積み上げてきたNRSとJOINは、同事業を通じ、半導体メーカーが進出・拡大を進めるアリゾナ州において、原材料となる化学品物流の需要を取り込み、NRSの海外事業の成長を目指す。また、同事業において、NRSの強みである「化学品・危険物の保管から輸送まで一貫したサービス」を提供することで、半導体サプライチェーンを構成する多くの日系サプライヤーの米国進出や事業深化にも貢献していくとしている。

JOINは同事業を通じてNRSの米国展開を支援すると共に、半導体・デジタル産業サプライチェーンの強靭化及び国際競争力の維持・向上にも貢献し、「海外におけるサプライチェーン等リスクへの対応力強化」や「同志国との連携強化」など海外インフラシステム構築の重点施策に対応する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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