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液化CO2輸送実証試験船、横浜港に寄港

2024年2月26日 (月)

ロジスティクス川崎汽船は22日、同社とダイトーコーポレーションが横浜港埠頭から借り受けて運営する「横浜港大黒C-4ターミナル」に、液化CO2輸送実証試験船「えくすぅる」が寄港した、と発表した。16日には、経済産業省や環境省、国土交通省などが訪船し、今後本格化する液化CO2輸送実証試験について意見を交わした。

▲横浜寄港の様子(出所:川崎汽船)

今回の寄港は、横浜市の協力を得て実現した。

経産省では、2030年までのCO2を回収、貯留するCCS事業の開始を目指し、新たな法制度の整備を進めている。液化CO2の大量・長距離船舶一貫輸送技術の開発を目指したNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の事業で造られた低温・低圧での液化CO2輸送実証が可能な舶用カーゴタンクシステムを組み込んだ同船を訪問視察した。

川崎汽船も21年度から、エンジニアリング協会の再委託先として、こうした事業に参加している。川崎汽船グループでは、CCS分野では、商業ベースで世界初となるCCS向け液化CO2輸送を今年から始める予定だという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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