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マレーシアCCS、中国電力と日本ガスライン参加

2024年2月27日 (火)

環境・CSR川崎汽船は26日、マレーシアでCO2を回収、貯留するCCSの事業化に向けた共同検討に、新たに中国電力と日本ガスライン(松山市)の2社が参加することに合意し、従来から参加してきた合計6社で覚書を締結した、と発表した。

これまでに参加していたのはほかに、石油資源開発(JAPEX)、日揮ホールディングス(HD)、JFEスチール。

川崎汽船とJAPEX、日揮HDなどは、2023年9月にマレーシアでのCCS事業化の検討について基本契約を締結し、準備作業に着手した。同年6月にはJFEスチールが加わり、今回、発電事業でのCO2排出量のさらなる削減手法を検討する中国電力と、日本国内での液化CO2の内航船輸送を進めている日本ガスラインとも方向性が一致し、6社で合意に至ったという。

6社は、事業化検討で連携し、JFEスチールと中国電力グループが保有する日本国内の製鉄所や発電所で排出されるCO2を分離、回収し、さらに液化CO2をマレーシアにまで海上輸送したり受け入れたりして貯留するまでの一連のバリューチェーン構築について、必要な設備やコストなどを検討していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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