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ドローンポートを使った医薬品授受の実証、JALなど

2024年2月27日 (火)

メディカルJALは27日、KDDIなどと、東京都江東区でドローンポートを活用した医薬品授受管理の実証を行ったと、発表した。

▲実証実験の様子(出所:JAL)

他に参加したのは、KDDIスマートドローン(東京都港区)と東日本旅客鉄道(JR東日本)、ウェザーニューズ(千葉市美浜区)、メディセオ(東京都中央区)。

実証は、東京都のプロジェクトに基づいたもので、都内でのドローン物流サービスの早期の社会実装を目指している。実証は、13〜22日の日程で実施された。

ドローンによる物資輸送サービスが社会で広く利用されるためには、ドローンの安全運航のほか、配送物の安全で確実な授受、さらには授受管理の省人化による利便性向上などの実現が必要だとされる。今回の実証では、荷物の格納が可能なドローンポートを用いた離着陸場所を医療機関の隣接地につくり、検証を行った。

ドローンポートは、IHI運搬機械(同)製を使用。高さ2.4m、幅2m、奥行き4.8mの大きさで、上部にドローンが着陸し、荷物を切り離した後に、内部に荷物を格納できる。受領したことを伝えるメール送信機能付きで、パスワードを入力すれば、荷物を取り出すことが可能だ。

参加した医療関係者からは「医薬品を受け取るだけではなく、病院からの発送も可能になれば、薬の返品もできるのに加え、緊急時の病院間での医薬品の融通も期待できる」といった感想が寄せられたという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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