ナビタイム、大型車のCO2排出量可視化機能導入

サービス・商品ナビタイムジャパン（東京都港区）は28日、法人向け運行管理サービス「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」において、大型車のCO2排出量の計算と表示機能を新たに導入したことを発表した。

▲ビジネスナビタイム動態管理ソリューション（出所：ナビタイムジャパン）

この機能は、運行ルートに基づく車種別のCO2排出量を、大型車専用の燃費法を用いて算出し、管理者画面上に表示させる。ルート検索の結果や走行実績から得られる距離と設定された車両の種類に基づき、CO2排出量を計算、比較・検討することが可能となる。

管理者はこの機能を導入することで、配車確定前の運行計画作成時に、車種ごとのCO2排出量を確認し、積載率が低い場合には小型車での運行に切り替えるなど、CO2排出量削減につながる施策の実施につながる。さらに、走行実績画面では、スマートフォンのGPSを用いて得られる走行データに基づき、運行ごとの移動距離とCO2排出量を日次で把握できる。

算出されるCO2排出量は、経済産業省と国土交通省が作成した「ロジスティクス分野におけるCO2排出量算定方法共同ガイドラインVer.3.1」に準拠。入力する情報は燃料使用量の項目を省き、車両設定のみの入力で容易に算出できるようにした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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