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可動式冷凍冷蔵庫事業と防災システム事業が提携

2024年3月4日 (月)

M&A次世代型コールドチェーン事業を推進するコールドストレージ・ジャパン(神戸市中央区)と、防災製品・テクノロジーを手がけるSAKIGAKE JAPAN(サキガケ・ジャパン、東京都中央区)は4日、日本国内外の防災分野におけるコールドストレージのマーケティングと営業戦略の策定と実行において業務提携契約を締結したことを発表した。両社は、それぞれの強みを活かし、社会へ新たな価値を提供することを目指すとしている。

▲「コールド・ストレージボックス・ポータブル」オフグリッドモデル(出所:コールドストレージ・ジャパン)

コールドストレージ・ジャパンは、最先端のコールドチェーンシステムを活用した物流サービスを展開しており、提供する「コールド・ストレージボックス・ポータブル」は、乗用車で牽引ができ、100vの家庭用電源で稼働可能。屋外イベントでの冷蔵・冷凍保管と物販、飲食店や商店街における一時的な冷蔵・冷凍保管で機能を発揮する。また、23年にリリースした「オフグリッド(独立電源)」モデルは、上記機能に加えて太陽光パネルとバッテリーで稼働可能なため、外部電源消失時でも冷凍冷蔵機能を維持できる。

将来、南海トラフ地震や南関東直下地震(首都直下型地震)など、大規模災害の発生により、都市機能やインフラ機能が喪失され、食料や水、冷蔵保管されるべき医薬品の提供が中断される可能性があるが、このような状況下で、固定電源が必須ではない可動式冷凍冷蔵庫は、強力な災害対策支援となる。

両社は、この提携を通じて、よりレジリエント(強靱)な社会を構築し、将来的な災害に備えるための対策をより一層進めていくことを目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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