ONE、2社と提携して長崎の新会社をJV化

M&Aオーシャンネットワークエクスプレス（ONE、シンガポール）は12日、長崎に設立した新会社「ONE DEJIMA」（ワン・デジマ）について、十八親和銀行（長崎市銅座町）と船舶投資ファンドのアンカー・シップ・パートナーズ・グループとの間で資本提携を結び、各社が新会社の株式を取得の上ジョイントベンチャー（JV）化することで合意したことを発表した。22日に長崎市内で長崎県、長崎市と企業立地協定の調印式を執り行う予定。

十八親和銀行は、県の全域をカバーするネットワークと地場企業との強固な信頼関係を有し、新会社の設立に当たっては、県内随一の金融機関としての経験・ノウハウを提供。アンカー・シップ・パートナーズからは、船舶ファンド事業で培った関係者との信頼関係を糧に、ONEや金融機関などとの懸け橋として、またプロジェクトマネジメントに関する高い知見での支援を行っている。

ワン・デジマは5月の営業開始に向けて着実に準備作業を進めており、長崎県・市からの支援を受け、その取り組みをさらに加速させる。パートナー2社からの資本参加、さらに協業実績のある構造計画研究所（東京都中野区）からの業務効率化の支援を通じ、各社の強み・ノウハウを持ち寄ることで、事業運営を早期に軌道に乗せるとともに、長崎に根付いたエクセレントカンパニーとして成長を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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