シーバロジ、完成車物流でダンケルク港の土地取得

M&Aフランスに本拠を置く物流企業のCEVAロジスティクス（シーバ）は、フランス・ダンケルク港との間で、土地区画の契約を締結したと発表した。海運による完成車輸出入のための物流拠点開発を行う。同区画の開発はことし10月に開始する。

同敷地内には車両の受け取りや保管エリアに加えて、列車や車両輸送用トラックの積み下ろしエリアも含まれ、同社は年間4万7000台の車両を取り扱うことになり、2025年3月には年間9万5000台に達すると予想している。

さらに600平方メートルの作業場を建設することで、車両洗浄、エッチング、ナンバープレートの取り付け、板金や機械サービス、塗装に対応し、充電ステーションやサービスステーションの設置も計画中だ。

同社は、ヨーロッパ有数の完成車マルチモーダルオペレーターを展開し、3000台のトラックと3000台の自動車運搬用ワゴンを保有しており、深海自動車運搬船の海上用船能力に加えてダンケルク港での複合一環輸送を発展させることで輸送量の拡大を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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